ごきげんよう、コサケンです。
先日、ICL(眼内レンズ)手術の術前検査を受けてきました。
この記事でわかること
この記事では、下記の3つをメインにまとめています。
- ICL術前検査当日の流れ(タイムスケジュール)
- 術前検査を受ける際の「注意事項」や検査で使用する「薬の影響」
- 無料で検査を受ける方法
この記事を読めば、術前検査の流れがどんな感じか、イメージを掴んでいただけると思います。
病院の場所
私が今回検査を行なった病院は、東京都港区にある山王病院アイセンター(山王病院の眼科)です。
ICL治療全体の流れ
ICL手術までの大まかな流れは、以下の4ステップです。
ステップ1 適応検査(ICLができるかどうかの検査)
ステップ2 術前検査(ICL手術前の精密検査)←今回はこちら!
ステップ3 手術
ステップ4 術後検診(翌日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年)
この記事では、ステップ2の術前検査当日の流れを見ていきます。
術前検査とは
目の中に入れるレンズの度数を決定する大切な検査です。手術に向け、目や身体の健康状態を細かく調べます。
術前検査の注意事項
事前に聞かされていた注意事項は以下の通り。
- ソフトコンタクトレンズは術前検査日の朝から不可(検査前日まで装用可能、検査日はメガネ)
- ハードコンタクトレンズは7日間不可(検査前日までソフトコンタクトに変更可)
- 術前検査は3〜4時間を要する(時間に余裕を持って来てね)
- 車を運転しての帰宅は不可(術前検査で用いる調節麻痺剤の影響が1日継続するため、まぶしさ、かすみ、手元の文字がぼやける可能性がある)
言われた通りに1日まるまる空けて、メガネで来ました。お医者さんの指示だけは守ります(笑)
術前検査当日の流れ
コロナ対策のため、病院の入り口で体温測定をされます。おでこに当てるだけなので、一瞬です。
検体検査
予約通り10:30からスタート。まずは4つの検体検査です。
- 血液検査
- 検尿
- 心電図
- 胸部レントゲン
眼科検査
同じフロアの眼科に移動して、術前検査開始です。色々検査します。
- 屈折度測定(道に気球が浮かんでいて、グググッと焦点が合っていくやつ)
- 眼圧測定(目に風がプシュって当たるやつ)
- 目の写真をたくさん撮影
- 色収差(赤と緑の画面の◎や文字の見え方)
- 視力検査(おなじみのCの方向。定規みたいなレンズ越しの検査などなど)
ここに書き忘れている検査もいくつかあったと思います。とにかくあらゆる検査をします。もう途中から何を調べられているのか分かりません(笑)
視力検査は特に入念です。何度も何度もレンズを変え、数年ぶんの「上下左右」を言いました。検査員さんも大変ですよね。
約1時間で検査終了。
散瞳薬の影響
午前の検査終了後、瞳を開く目薬を、5分おきに3回さします。ナースさんがさしてくれます。
数分すると瞳が開いてきて、目がぼやけてきます。
スマホや読書は辛い
手元が見づらいので、パソコンやスマホでの作業、読書をしたい人はけっこう大変かもしれません。術前検査の日は、デスクワークなどの細かい作業はやめておいた方がよさそうです。
13:15に眼科へ戻ってくださいとのことなので、しばし昼休憩。ランチに外に出てみました。目薬の効果で、目のぼやけが強くなってきました。特に外に出た時の日光がまぶしく、光がにじんで見えます。
病院のすぐ隣のセブンイレブンでサンドイッチを購入。イートインスペースがあったので助かりました。視界がぼやけて、サンドイッチの包装の文字を見るのも疲れます。
待ち時間用に本を持っていったのですが、ぼやけて目が疲れるため、読めないわけではないのですが、読書をやめて病院に戻って目を閉じていました。
午後の検査
13:15 すぐに呼ばれて視力検査(2回目)。1回目よりは早く終わりました。
老眼になった時のシミュレーション(見え方の確認)をします。新聞記事の細かい文字が見づらいです。
ICLをする、しないに関係なく、老眼は全員なるものなので、将来手元を見るときは老眼鏡に頼ることになるとのこと。
これは仕方ないですね。
診察
先生が目の観察をしたあと、今日の検査結果を発表。
検体検査の結果も早速出てきており、問題なく手術を受けることができます!レンズは早速発注するとのこと。
先生からあらためて手術の説明を受けます。
最後にナースさんから手術の注意事項の説明があり、検査は終了。
入院の説明・会計
入院受付
入院の説明を受け、手術に必要な書類を渡されます。入院と言ってもICLは日帰り手術なので、手続きは3分くらいで終わりました。
会計
術前検査代(手術予約代)税込5万円をお支払い。
山王病院のICL手術代は、税込77万円(片目38.5万円)です。乱視レンズでも同価格です。
今回の5万円は手術代に含まれている、前払金みたいなものです。手術当日は残りの72万円を支払うことになります。クレジットカードの限度額は要チェクです。
14:15 目薬を受け取り終了
10:30〜14:15まで、滞在時間は3時間45分でした。予定通りですね。
帰りもまぶしい
この日の天気はくもりでしたが、目薬の影響で少しまぶしいです。晴れの日だったらまぶしくて大変そう。サングラスがあったらいいかもと思いました。
まぶしさで少し視界がぼやけますが、駅まで数分歩くのは問題ないです。長時間外にいたり、歩いたりするのはつらいかもしれません。
まだ昼間ですが、おとなしく家に直帰します。
帰宅後
17:00(点眼から約5時間)
まだ少しまぶしくて手元がぼやけますが、だいぶマシになってきました。
19:00(点眼から約7時間)
部屋の明かりのまぶしさも、手元のぼやけも、ほぼ気にならないレベルまで落ち着きました。
まとめ
とりあえず無事にICL手術が受けられそうで、ひと安心です。
約20年、メガネとコンタクトレンズの生活を続けてきました。
夢の裸眼ライフが今からとても楽しみです。
無料検査できるクリニックもある
今回私が行った山王病院では、術前検査で5万円かかりました。手術を受けなくても良いらしいですが、検査代の5万円はかかってしまいます。
手術するかどうかも分からないのに検査代を払いたくない!
もしかするとみなさんの中には、「手術を受けるかどうかも分からないのに、検査だけでそんな大金を払うのはちょっと気が引けるなぁ」という方もいるかもしれません。
そんな方には、無料検査をしてくれるクリニックをオススメします。
私自身、後悔をしているわけではありませんが、とりあえず無料で検査してくれるクリニック行ってみて、じっくり情報収集をしてみるのもありだったかなとも思います。
無料であれば失うものはないですからね。
後悔しないためにも、まずは無料相談で、不安なこと、分からないことを色々聞いてみてください。
無料WEB予約は下記リンクからどうぞ。
次回はいよいよ手術
さあ、次回はいよいよ手術です。無事に目が良い人間に生まれ変われるのでしょうか。
また何か動きがありましたら記事にするか、twitterで報告します。
それではみなさま、ステキな裸眼ライフを〜(^O^)
つづく。
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